前回からの続きの話となりますが、
久しぶりにDMM.makeの3Dプリントサービスサイトを覗いてみると、MJFという聞きなれない素材が目に留まりました。
DMM.makeの「選べる素材」から各素材の説明を確認出来るのですが、価格帯目安が「安い」になっていないと基本的には手が出ません。個人的には「安い」になっていても、ガンプラの類と比べてしまうと割高感が強い(それはインターカルチャーも同じです)。
MJFとはマルチジェットフュージョン方式という製法の略であり素材はポリアミド(PA)の仲間のようです。工業用品としての強度を有し形状再現性が高いとのことでロボットの装甲として使えそうです。さらに期待に胸を膨らませてWEB調査を進めると、ポリアミドはナイロンの一般名であることが判明(詳細はコチラ)。ちょっとテンションダウン。要はDMM.makeで扱う「ナイロン」と製法が異なる同系素材ということ。ナイロンはインターカルチャーでも扱っている素材なのですが、私がナイロンではなくポリプロピレンを推している理由は単純で、物性に大差が無いのに比重が小さい(=軽い)から。インターカルチャーの物性表によるとナイロン:1.00g/cm3に比べ、ポリプロピレン:0.85g/cm3です。
よって以下の結論です。
装甲素材としては、ポリプロピレン@インターカルチャーを一押し
で変わらずとなります。
とはいうものの机上検討で全てを語ることも忍びないので、そのうち各素材を発注してみて性能比較みたいなこともやってみたいと思っています。
それではまた。
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